リノベでZEH住宅はできる?知っておきたい仕組みと補助金3選
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近年、住宅の省エネ性能を高める住宅として「ZEH(ゼッチ)」が注目されています。光熱費の削減や快適な住環境を実現できることから、新築住宅だけでなくリノベーションでも関心が高まっています。
しかし
✅ZEHは新築住宅だけでは?
✅リノベーションでもZEHにできるの?
✅費用や補助金はどのくらい?
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、リノベーションでZEH住宅を実現できるのかという疑問や、ZEH住宅で利用できる補助金制度についてわかりやすく解説します。
ZEH(ゼッチ)とは?

ZEHとは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略で、年間のエネルギー消費量を実質ゼロにする住宅のことです。
ZEHは主に次の3つの要素を組み合わせて実現します。
✅高断熱化
✅省エネ設備の導入
✅創エネルギー(太陽光発電など)
住宅の断熱性能を高めることでエネルギー消費を減らし、太陽光発電などでエネルギーをつくることで、年間のエネルギー収支をゼロ以下にすることを目指します。
ZEH住宅は光熱費を抑えられるだけでなく、室内の温度差が少なくなるため、冬は暖かく夏は涼しい快適な住まいを実現できるのも特徴です。
リノベーションでもZEHは可能?
ZEHというと新築住宅のイメージが強いですが、既存住宅のリノベーションでもZEHレベルの省エネ住宅を実現することは可能です。
特に築年数が経過した住宅では断熱性能が低いケースが多く、リノベーションで断熱性能を高めることで住宅の快適性は大きく向上します。
ZEHリノベーションでは主に次のような工事を行います。
断熱性能を高める
住宅の断熱性能を高めることで、外気の影響を受けにくい住まいになります。
主な工事内容は次の通りです。
✅壁や天井に断熱材を追加する
✅床下の断熱改修
✅高断熱窓(複層ガラス・樹脂サッシ)への交換
断熱性能が高くなると、冷暖房効率が向上し、光熱費の削減にもつながります。
省エネ設備を導入する
ZEHではエネルギー消費量を減らすために、省エネ性能の高い設備を導入します。
例えば
✅高効率エアコン
✅エコキュートなどの高効率給湯器
✅LED照明
✅高性能換気システム
これらの設備を導入することで、住宅のエネルギー消費を抑えることができます。
太陽光発電などの創エネ設備
ZEH住宅では太陽光発電などを導入し、家庭で使うエネルギーを自宅でつくる仕組みを取り入れます。
昼間に発電した電気を使用することで電気代を抑えることができ、余った電気を売電することも可能です。
ZEH住宅のメリット
ZEH住宅には多くのメリットがあります。
光熱費を抑えられる
断熱性能を高め、省エネ設備や太陽光発電を導入することで、光熱費の削減が期待できます。
長期的に見ると、毎月の光熱費が抑えられるため、家計にもやさしい住宅といえるでしょう。
快適な室内環境
断熱性能が高い住宅は、外気の影響を受けにくく室温が安定します。
そのため
✅冬でも暖かい
✅夏はエアコンが効きやすい
✅部屋ごとの温度差が少ない
といった快適な住環境を実現できます。
災害時の備えになる
太陽光発電や蓄電池を導入している場合、停電時でも電気を使用できる可能性があります。
そのため、防災対策としてZEH住宅を選ぶ方も増えています。
ZEHで利用できる主な補助金

ZEH住宅には国や自治体の補助金制度があり、条件を満たすことで費用の一部が補助される場合があります。
ZEH支援事業
ZEH住宅の代表的な補助金制度が「ZEH支援事業※」です。
ZEH基準を満たす住宅に対して補助金が支給されます。
主な補助内容は次の通りです。
✅ZEH住宅:約55万円/戸
✅ZEH+(高性能タイプ):約90万円/戸
ZEH+はより高い断熱性能や省エネ性能を持つ住宅が対象となります。
※令和7年度 ZEH支援事業
2026年1月6日(火)をもちまして公募の受付は全て終了しました。
みらいエコ住宅2026事業
住宅の省エネ化を促進する制度として、「みらいエコ住宅2026事業」も注目されています。この制度では、省エネ性能の高い住宅の新築やリフォームを対象に補助金が支給される予定です。
対象となる住宅には次のような区分があります。
✅GX志向型住宅
✅長期優良住宅
✅ZEH水準住宅
ZEH水準住宅とは、断熱性能や省エネ性能が一定基準を満たした住宅のことを指します。
この制度では、住宅会社や施工会社が補助金申請を行う仕組みになっているため、制度に対応している会社に相談することが重要です。
自治体の補助金
国の補助金とは別に、自治体による補助制度が利用できる場合もあります。
例えば
✅太陽光発電の設置補助
✅蓄電池の導入補助
✅断熱リフォーム補助
などが用意されている地域もあります。
補助制度は地域によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
ZEHリノベーションを検討するなら
ZEH住宅は光熱費の削減や快適性の向上など、多くのメリットがある住まいです。
リノベーションでも断熱改修や設備更新を行うことで、ZEHレベルの省エネ住宅に近づけることができます。
また、ZEH住宅には国や自治体の補助金制度があるため、うまく活用することで費用負担を抑えることも可能です。
ただし、住宅の構造や築年数によってはZEH化が難しい場合もあります。
そのため
✅今の住宅がZEHレベルにできるのか
✅どのくらいの費用がかかるのか
✅どの補助金が利用できるのか
といった点は、専門会社に相談して確認することが大切です。
ZEHリノベーションを検討している方は、まずは住宅の状態を確認し、最適なリノベーションプランを検討してみてはいかがでしょうか。
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